日録&返信&没案

日記とかコメント返信とか没になった話とか。ただの暇つぶしのようなもの。


Information

【2024.04.22】カテゴリ名を一部変更。雑録→没案
【2024.02.22】『突発』#リアル事情のPASS設置。※1
【2023.12.22】感想文スペースを設置。
【2023.12.19】カテゴリ『突発』を追加。

※1:ヒントは管理人の好きな某モンスターの『数字と名前』を続けて半角英数字で。
※1:管理人の素性をご存知の方限定での公開となりますのでご容赦ください。
※1:サイト内にヒントはございません。ご質問にもお答えしかねます。


Diary&Log日録・返信と没案

2024年5月

【NEW】明日、晒し者になります。

2024年5月12日(日) 19:58:33 - 日録
数日前、上司から突然告げられました。
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【NEW】

明日、晒し者になります。

日録
数日前、上司から突然告げられました。

「<役職名>である<姓>さんの仕事を社員(恐らく他部署)が今度見ます」

「え!? いやいやいやいやいやいやいや……!」

「いやいや、じゃないですw」

「え、な、なんでわし、私!? え!?」

「会社で決まったことです」

というわけで、明日晒し物になるので心臓が終わる気がします。今から既に、というかその話をされてから思い出す度に緊張でゲロ吐きそうなんですが。

絶対もっと相応しい人がいる筈なのに何故わし!?と未だに納得いってません。

「えっと、じゃあその日は当休を」

「だめですw」

抵抗(むな)しく、その当日である明日、公開処刑を受けて参ります。

いや、なんで私なんですか……。

研修生の研修で見世物になる時ですら、それと何故かいつも突然言われる「新人に見せて」ていうそれですら、ゲロ吐きそう+心臓バクバク+普段汗かかない奴が変な汗かく状態になるのに

どうして社員に晒すんですか!!?

まぁ明日頑張れば明後日は休みなので、なんとか乗り越えてみせます。

いやほんと拒否権が無いのしんどいのやが!?

かといってその分お給料が上がるわけでもないし納得いかんのだけど!?

無駄に緊張させられるだけってことですよね!!?

いつか話のネタにしようかな(頭おめでたいやつ)






2024年4月

今月の出費はやばかった。

2024年4月27日(土) 20:50:31 - 日録 返信あり
主にグッズ代で飛んでいきましたw
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今月の出費はやばかった。

日録 返信あり
主にグッズ代で飛んでいきましたw
恐らく来月か再来月も飛んでいくんだろうな……。

あの、供給過多なので少し休みませんか???
正直、今はそんな感じですw
嬉しいんですけどね!!!
需要があるってことなんで!!!

それにしても転売屋は許さ(ry

来月からまた環境が色々と変わる予定でして、そこまできつくはならないと思うんですが、更新頻度は最低でも今ぐらいのを維持していきたいですね。
書きたい話が増える一方で……。

寝ながら話を書き進めたりもしてますが、こいつすぐ寝落ちしやがります。ケツ叩いてもらってるのに。

もうすぐで5月。そして5月が終われば桐生さんの誕生日。まじで早い!!!
時の流れが速い!!!!!

そんなこんなで、中身のない日記は今日はもう終わり!



匿名 様
コメントありがとうございます!
もしこういう展開だったらと今ではそう考えながら書いたりしているので、そのようにおっしゃっていただけて嬉しいです!

桐生さんは人を辞めてるレベルの強さなので、それでハンデを与えられたんだとでも思っていなきゃやっていけないという気持ちはあります😭

そしてラスボスが当て馬は笑いましたw
結果的に見せ付けられるのは、それはそれでありな気がしますw

いずれにせよ、桐生さんには少しでも幸せになってほしいものですね😢


たたむ







まじでびびった。

2024年4月25日(木) 23:48:53 - 日録
最寄り駅に21時ちょっと過ぎに到着し、そのまま自宅まで徒歩で帰宅。住宅街なんですが、歩いていると横目に白いものが浮いているように見えたんですよ。しかも、ゆらゆらって揺れてて。
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まじでびびった。

日録
最寄り駅に21時ちょっと過ぎに到着し、そのまま自宅まで徒歩で帰宅。住宅街なんですが、歩いていると横目に白いものが浮いているように見えたんですよ。しかも、ゆらゆらって揺れてて。

めちゃくちゃびびった管理人は恐怖のあまり声も出せずガバッてその方向を見まして。

た だ の お 花 で し た 。

やめてくれ!!!!!!!!

ニート生活が懐かしい。

恐らく疲れてるのだと思うので今日はもう寝ます。スマホを片手に。

5月からはテレワークから出社に切り替わります。体力残念野郎だからそれを補助する為に在宅勤務に切り替えてもらったのに、寧ろ悪化しました。

そして出社した方が体が楽だったというなんと皮肉なw

正確には、今年明けから出てきた症状により在宅勤務が厳しくなったというやつなんですがw

翌日が休みであれば早番の日は帰りに寄り道する機会ができるし、それはそれで楽しみなので問題ありません。

PCデスクでそのまま寝落ちしそうなので、今回はこの辺にて。






まーだ暖房点けてる奴おるぅ?

2024年4月22日(月) 15:58:05 - 日録
それは管理人です。道産子のくせに寒がりです。いや、道産子だからこそ寒さに弱いんです。
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まーだ暖房点けてる奴おるぅ?

日録
それは管理人です。道産子のくせに寒がりです。いや、道産子だからこそ寒さに弱いんです。

確かに真冬の外は地元だと最低気温が氷点下20℃いくことはありますけど、当然ながら外にずっと居るわけでもなく。(そんな事してたら凍死する。毎年そういったニュースを見掛けてた気がする)

そして室内は半袖でも過ごせるぐらいにはストーブの火をがんがん焚いてる環境なので、寒さに耐性が付くわけないんですよ🥶
管理人の場合はですけど。

それもあり、関東の寒さは本当に(こた)えます。暖房+ヒーターを使ってます。
この季節はさすがにダブルで使ってはいませんが、風速や風向を自動に、室温を22℃に設定して暖房だけ点けてます。場合によっては暖房じゃなくて一時的にヒーターだけ使う日も。

寒さも苦手ですが虫はもっと苦手なので今ぐらいの気温で一年中いてほしいです。

あぁぁぁこれからの季節が憂鬱だ……。

それでは、これから何かしら上げようと思うので作業に取り掛かります。今回はこれにて!






呪われている

2024年4月21日(日) 21:51:23 - 没案
#IQ低下 #龍8要素あり7や8のバトル形式ネタ。一部、ドラクエ要素あり。ストーリーのネタバレではありませんが、ある技名とその要素が出てきます。夢主もパーティーに加わってます。元々戦える人じゃないので補助又は回復担当。
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呪われている

没案
#IQ低下 #龍8要素あり
7や8のバトル形式ネタ。一部、ドラクエ要素あり。ストーリーのネタバレではありませんが、ある技名とその要素が出てきます。夢主もパーティーに加わってます。元々戦える人じゃないので補助又は回復担当。



{NAME1}は呪われてしまった。

「これは……」

そんなアナウンスが流れたような気がした私は、すぐさま身体に異変を感じた。

所謂アンデッド系のモンスターに遭遇してしまい、よりにもよって私ばかりが狙われる羽目に。その結果、呪いのデバフが付き、カウントダウンが始まった。

具体的には分からないのだけど、体がおかしい。これが呪いの効果なのだろうか。私はこのまま死ぬのかも知れない。

(だんだん意識が……)

「{NAME1}! しっかりしろ!」

慌てて駆け寄って来ているであろう一馬さんの必死な声がした。他の仲間も私を呼んでいる。ソンヒとナンバさんに、紗栄子さん、それと趙さん。

しかし今の私には殆ど声が届かない。

「桐生さん、ここはひとまず退散した方がいいんじゃない? {NAME1}さん死なせたくないでしょ?」

「くそっ……! 仕方ねぇ」

趙さんの言葉で一馬さんはそれ以上の戦闘は控え、私を背負ったのを確認すると、全員逃げの構えをした。

しかし……

この戦闘から逃げることはできない!

「どういうことだ!?」

これは重要な戦闘のようだ。このまま戦う他ないだろう。しかし、残り僅かで私は力尽きるだろう。

「チッ、こいつらを倒さねぇと{NAME1}を助けられねぇってことか」

「じゃあ俺が{NAME1}さんと交代するよ。ソンヒに預けとけば心配ないでしょ?」

「そうだな。ソンヒ、頼めるか」

「あぁ、{NAME1}は私が見といてやる」

そうと決まれば趙さんは私の身をソンヒに預ける為、一馬さんの背から引き剥がそうとした。

「……おい、{NAME1}。すまないが手ぇ放してくれないか?」

と言われても、私は別に腕に力を入れて一馬さんにしがみ付いているわけではない。

「ちょっとー、{NAME1}さん? 桐生さんから離れたくないのは分かるけど、その身体じゃ戦えないでしょ? 俺が代わりにやるから……」

「ねぇ、なんかおかしくない?」

紗栄子さんの一言で全員固まる。そして不穏な音がした後、どこからかアナウンスらしきものが流れた。

この装備は呪われているため、はずせません。

「いや、{NAME1}は装備じゃねぇ!!」

「何だよ、今の声は!? ていうか、なんでドラクエみたいになってんだよ!」

いつもどおり鋭いツッコミをするナンバさん。

「……やっぱり{NAME1}にこんな目に遭わせちまうなら、これからは後列で待機させるべきかも知れねぇな」

元々、一馬さんは私を隊列に入れる事を反対していた。しかし、以前にパーティーが二つに分断された事例があるので、それ以降は私を彼の隣に置かれることとなった。

「そんなことすれば{NAME1}は拗ねるんじゃないか? それに、{NAME1}が隣に居れば桐生さんの火力が見るからにして上がってるだろう」

ソンヒは仲間の中で一番の理解者と思っている。私が一馬さんの事で思い悩んでいれば、すぐに察して相談に乗ってくれるのだ。それも他のメンバーに感付かれぬよう、こっそりと。

「うっ、それはそうかも知れんが……」

もし可能であれば、一馬さんの傍に居られたら安心する。実際には今のように足手纏いになっているので、一馬さんが後列で待機させたくなるのも分かるけれども。

「別に{NAME1}を後ろで待機させるのは構わないが、私が彼女の目の前でエキサイトクローの極みをしてもいいんだな?」

「……さっきの話は無しだ」

今までに聞いたことの無い単語が出てくるも、今の私には言葉が何一つとして耳に入る事は無い。

「そうか、残念だ。()しくは、{NAME1}に覚えさせるか?」

「他の奴らにもするってことになるんだろ? やめてくれ」

「{NAME1}にされてみたくないのか?」

「むぅ……」

「私や紗栄子と違って(たわ)わな彼女が女王の格好をして桐生さんを攻めるなんて、面白そうじゃないか」

ゴクリ。

耳元で唾を飲み込む音がハッキリと聞こえた。何故かその音だけは。

「……頼めるか?」

「任せてくれ。私がしっかりと叩き込んでやる」

「手柔らかにしてやってくれ」

「努力する」

結局、戦闘中に力尽きた私は後で交代させられ、ソンヒに見守られながら意識を手放していた。

「あの桐生さんと、その大事な女である{NAME1}が私の目の前で……! これはすぐにカメラを起動できるようにしておかねばなるまい」

後日、唐突にソンヒに稽古に付けられ、暫くの間は“女王の衣装”を着せられて戦線に出ることとなった。

次第に私の中で何かに目覚め、エキサイトクローの極みを発動した時、何に目覚めたのか気付いてしまう。

「……整ったぜ」

たたむ







凝りが半端ないっす。

2024年4月6日(土) 22:53:22 - 日録 返信あり
ここ最近、毎日のようにマッサージ器を稼働させてます。肩や首、背中や腰の凝りが尋常ではなく。あと何かしら調子が悪いので足つぼマッサージもしてます。
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凝りが半端ないっす。

日録 返信あり
ここ最近、毎日のようにマッサージ器を稼働させてます。肩や首、背中や腰の凝りが尋常ではなく。あと何かしら調子が悪いので足つぼマッサージもしてます。

先日に至っては夜中に気持ち悪さで唐突に目が覚めたんですが、御手洗とベッドを行ったり来たりを数時間繰り返してまして。この時点でお察しだと思いますが落ち着いた頃は朝を迎えてましたw

んで、数時間格闘して遅くに気付いたんですけど、足つぼマッサージをしたらめっちゃくちゃ効いてる感じがして、それから緩和してきた気がしました。もっと早くから足つぼやればよかったと今でも思ってるぐらいですw

そして昨日か一昨日は頭痛も酷く、またお腹の調子が悪くなり、足つぼマッサージをしたらだいぶ落ち着きました。因みにお腹の調子が悪いかなと思った時に押すと良い場所は、足の裏のちょうど真ん中辺りです。これは調べた上で自分で試した結果のものなので、医学的根拠があるわけではございません。もしかしたらプラシーボ効果的なものかも知れませんw

暖かくなったり寒くなったりと忙しいですね。管理人は花粉症とは無縁です。

が、そもそも体がクソザコなのでプラマイゼロでしたwww



零 様
返信が遅くなり申し訳ありません💦
あの質問だけでは、まさかそういう設定とは思いませんよねw
推しだったら嬉しいんですが、面識が無ければ確かに怖すぎでしたw

半分頭死んだ状態で書いていたので後になって読み返すとめちゃくちゃ足りんなと思ったのですが、ここで捕捉しますと、後ろからボール的なのを投げられて捕獲されましたw
限界突破して全力疾走で散々逃げていたわけなので夢主の体力はミリ残し状態→その為、あっさりと捕獲されたというオチです。

その後は色々あって絆が深まり、キリュウサンスキ……状態までになりましたw
この辺はまた何かの時にきちんと仕上げて上げようかと検討中です。
そしてこれは後付けになりますが、後にピカチ●ウみたいに「ボールの中はいやだ(桐生さんと一緒がいい)」というわがままでボールに入らなくなるという展開にしようかなとw

早速の感想文ありがとうございました!


たたむ







新年度。

2024年4月3日(水) 00:51:40 - 日録
昨日は鬼忙しくて死にました。今日は今日で仕事やばくて死にました。
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新年度。

日録
昨日は鬼忙しくて死にました。今日は今日で仕事やばくて死にました。

最後の力を振り絞って、今日の出来事をきっかけに後押しされた話をくるっぷに上げました。以前から考えている話ではありますが、冒頭部分だけでもやっておくかということで急遽書きました。

今時、あんなこと(本文を読むと分かるかと)をすれば即クビになるんだと思いますが、そこは話を書く都合でという感じで、その辺だけ目を瞑っていただけますと助かります。(もう少し頑張れよ)

今日もマッサージ器で腰や背中、それと肩をぐりぐりしてもらいながら寝ます。

春ですねぇ、繁忙期ですねぇ。

すみません、明日こそ返信します。

おやすみなさい。






2024年3月

暖かいですねぇ!!

2024年3月31日(日) 22:36:09 - 日録
久しぶりにエアコン未稼働で過ごしました。昨日までは暖房つけてまして。
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暖かいですねぇ!!

日録
久しぶりにエアコン未稼働で過ごしました。昨日までは暖房つけてまして。

明日と明後日頑張れば2連休だ!

話を書き進めるぞ!!!

今日も仕事をしていただけなので、特に書くことはなく。そして返信については明日か明後日にさせていただきますね。申し訳ありません(内容的に返信の文をしっかりまとめておきたいもので)

最近は何かしら更新するようにしております。特にやりたいことがあったとかそういう理由があったわけでもなく(体調的なのがあったけど多少の無理は利いただろう)、更新が止まっていたので流石に申し訳ないなと(罪滅ぼしにもならない)

企画もので頂いたリクエストの話だとかその他諸々終わらせて、新しい話に集中できるようにする為にも次の2連休でどうにかしたいところ。

いつか落ち着いたら何かの企画とかで新しいコンテンツを作りたいと思ったり。あとは同盟サイトもさっさとせねばですね。

明日は私生活でやりたいことがある為、早起きしたいので今日のところはそろそろお開きにいたします。

しょうもない日録を読んでいただきヘペトナス。






吸う。

2024年3月31日(日) 01:40:49 - 突発
#桐生視点 #リバ要素あり猫を吸うがあるなら推しを吸うもあってもいいじゃないのと思ったのがこちら。
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吸う。

突発
#桐生視点 #リバ要素あり
猫を吸うがあるなら推しを吸うもあってもいいじゃないのと思ったのがこちら。



ソファの上で転寝をしていると、突然腹部に重みを感じた。

「!?」

直後、何かすぅすぅと音がしてくすぐったくなり、何事かと思って上体を起こす。

「おい、何やってんだ!?」

見てみれば、{NAME1}が俺の腹の上に顔を埋めてすーはーすーはーしていた。熱でもあるのか?

普段しないような行動を取っている彼女が心配になり、俺の腹部から引き離そうと{NAME1}の頭に手を添える。

しかし、手を払いのけられ、今も息を吸ったり吐いたりしている。

「{NAME1}……?」

「……桐生さん、いいにおい、ですね、ふひひ」

俺は初めて{NAME1}に対して引いてしまった。

「お、おい、くすぐってぇぞ?」

「猫を、吸ってもいいのに、桐生さんは、だめ、なんですか?」

合間に息を吸ったり吐いたりを繰り返しながら話す{NAME1}は異常だ。

「おじさんのにおい、ふひひ……」

「…………」

こいつだめだ。何とかしないと。

{NAME1}は何故こんな行動を取るようになったのか。もしかして、また何かおかしなものでも口にしてしまったのだろうか。

「はぁ、桐生さん、いい匂いすぎて、はぁ、好き」

「おい、まて、どこに顔突っ込んでんだ!?」

腹のにおいだけでは飽き足らず、脇や首筋にまで顔を移動させて、すんすんとにおいを嗅ぎ始めた。

「そこはやめろっ……! ぐあっ!?」

背筋がぞわっとしだして、今までに出したことのない、情けない声が出た。それを聞いた{NAME1}がおかしそうにしながら顔を離したと思えば、今度は俺の顔面まで顔を近付けて、こう告げた。

「その声、もう一度聞かせてください」

なんて恐ろしいことを言い出した。そして俺の返答など待たずして、すぐさま再び俺の首筋に鼻を近付けてにおいを嗅ぎ始めた。

「そこはっ、やめ、おい……! うああっ」

その後、何倍にも返してやったのは言うまでもない。

たたむ







スジモンボール

2024年3月30日(土) 03:00:39 - 没案
#IQ低下 夢主がスジモンです。戦ったスジモンを仲間にできる事を事前に一番から聞いていた桐生さん。ある日、夢主と遭遇しバトル(一方的に桐生さんが追いかけ、夢主が逃げるだけで戦闘にはなっていない)が始まった時のこと。
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スジモンボール

没案
#IQ低下 
夢主がスジモンです。戦ったスジモンを仲間にできる事を事前に一番から聞いていた桐生さん。ある日、夢主と遭遇しバトル(一方的に桐生さんが追いかけ、夢主が逃げるだけで戦闘にはなっていない)が始まった時のこと。



買い出しに出掛けていた。最悪の出来事とも、最高の出来事とも云えるものだった。

いつものように慣れた道を歩いていると、途中で高身長で強面のおじさんと遭遇した。見るからに、あちらの世界の人であろう事が窺える。

何か、ゲームでいう敵とエンカウントしたような音が聞こえた気がして、私は身の危険を感じたので逃げの態勢に入ろうとした。

(何かされる前に逃げなきゃ……!)

目の前にいる強面のおじさんは私を見据えている。私は彼に何もしていない筈。いや、もしかしたら無意識に何かしらこのおじさんの気分を害する行動を取ってしまった可能性があるかも知れない。

(いや、何もしてないよなぁ……)

あちらの世界の人というのは何かと一般人に難癖付けて絡んでくると聞いたことがある。なので、声を掛けられる前に逃げた方が良さそうだろうか。

「おい、待て!」

回れ右をして走り出せば、強面のおじさんが後方から追い掛けて来た。

「ひぃぃっ!」

殺される。そんなことより、足が速すぎやしませんか。強面のおじさんの息遣いが早くも後ろの方で聞こえ始めている。距離が先程よりも近くなっている証拠だ。

捕まるわけにはいかず、私も意地になって限界突破宜しく走るスピードを上げた。

「ふぅ、ひぃ、はぁ、しぬっ……!」

「待て、止まってくれ!」

「とま…… 止まれ、言われて、止まるわけ…… しぬぅ!」

普段なら周りの目を気にして多少は身振り等を気にする。しかし、今は命に関わるであろう事件が起ころうとしている。止まれば死ぬだろう。なので、(はた)から見てどんなに不格好であろうが気にしない。

息切れをして白目剥いていようと、(よだれ)を垂らしていようと、私は必死に逃げる。

「くそっ、仕方ねぇな。すまねぇが大人しくしてもらうぞ」

(もしかして、拳銃でも持ってる……!? 確殺じゃん!)

私の体力はゲームでいうと赤ゲージの状態だ。しかも、点滅していてミリしか残っていないぐらいにはギリギリだと思う。

絶望を感じたと同時に記憶がそこで途切れた。





次に目覚めた時、逃げていた時の記憶を一時失っていた。





「起きたか」

「……ん?」

誰かの声が聞こえて意識が浮上し、ゆっくりと目を開ける。

「お前、{NAME1}ていうんだな」

「{NAME1}……」

そうだ、私は{NAME1}という。

しかし、知り合いでもない彼がどうして私の名前を知っているのだろうか。

「見た感じ、お前は危険そうには見えないんだが」

「危険……?」

私は別に犯罪者でも前科持ちでもないので、危険人物に相当する身ではないと思う。目の前のおじさんの発言を不思議に思い、聞き返すと。

「スジモン図鑑ってやつにお前が載っていて驚いたが、説明を読んで納得した」

「図鑑? 説明?」

彼の話す限りだと、私が図鑑とやらに載っているらしい。いったいそれが何の図鑑なのかは分からないけれど、勝手に載せるのは如何なものか。誰がそうしたのか。そして説明は何と記載されているのか。

知りたいような知りたくないような……。

聞き返した私が馬鹿だった。

「{NAME0} {NAME1}。{NAME0} {NAME1}は、善良な住民ではあるが、どこからか不思議な雰囲気を醸し出し、一定数の男を狂わせる存在である。彼女に遭遇した男は虜になったら最後。彼女を自分のものにせんと奇行に走ったが為に逮捕されることも。遭遇した男性は要注意。弱点は『打撃』『斬撃』『銃撃』『熱気やられ』『風邪』『麻痺』『毒』『ビビリ』。『怒り』『魅了』に耐性あり。らしいな。お前、大丈夫か? 俺が守ってやる」

いや、知らんがな。

そんな理由で私は、そのなんとか図鑑というもので晒されているというのか。しかも無断で。そして強面のおじさんがさらっと凄いことを言った気がしたけれど、それどころではない。

「誰が作ったんですか、そんなもの!?」

「ん? あ、あぁ…… スジモン博士って奴だが……」

「意義申し立て願います! その人の所まで連れてってください!」

「そうは言われてもなぁ…… もともと春日って男が持ってるやつで、いつの間にか俺も持たせられていたから、そいつが今どこで何をしているかなんて分かんねぇんだ」

「なに無責任なこと言ってるんですか!? いつの間にかってどういうことですか!? 何とかしてください!!」

嘘を言っているようには見えないが、色々と突っ込まずにいられなかった。

「す、すまねぇ。今から春日に電話してみるから落ち着いてくれ」





1ヵ月後





結局、私をスジモン図鑑から消すことができず、このまま桐生さんのスジモンとして生きていくこととなった。

今となっては、私にとって桐生さんは最高で大好きなパートナーだ。移動中は常にスジモンボールという不思議なアイテムの中に閉じ込められてしまう。しかし、常に桐生さんと一緒に居られるのだと思うと、それも悪くない気がした。

たたむ











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